平成23年尾鷲ヤーヤ祭(ヤーヤの練りが始まった。3番祷/南町編)
我が新町は、3番祷/南町へ・・・
何故か、小さな町なのに若い衆がたくさん集まってくる・・・、途中、お隣の高町と合同で当屋へ出向く。
次年度の祷を受ける知古町、高町、矢濱町、北浦町、中井町、そして新町が3番祷/南町を盛り上げる。
ヤーヤの練りも初日を盛り上げるのは結構難しい・・・が、祷務町は一生懸命である。だから、手伝い町も何とか盛り上げようとする。
以前は、貸し借りのような付き合いだったようで、自町が祷を受ける時のためにあちこちの町へ出向いたようだった。このしきたりは今でこそ改革により練り衆の均等を図るようになったが、この貸し借りの仁義こそ、人と人の付き合いで大事なことで、残っていても良いような浪花節的精神である。
総合学習の成果なのか・・・、
新しい世代が郷土の祭へ多く参加してきている。
粋な表現なら、練り衆に若い女の子が追っかけするくらいがいい。
ちなみにこの方らは親子で、いわば今風の追っかけ・・・?
ヤーヤの練りが終わると、尾鷲神社へ参拝に行く・・・(毎日)
祷務町の高張り提燈を先頭に手伝い町の高張り提燈のあとへ、潮撫で・祷人・弓射のショードと呼ばれる神守が宮上りのための垢離掻きに海に出かける。
尾鷲港にある魚市場に垢離掻き場で、素っ裸で海に飛び込む・・・
この垢離掻き自体は神事でも祭事でもないのだが、宮上りのために素っ裸で身を清めるもので、この所作に人気があり、見物人が多い。
また、諸先輩方の話では、ヤーヤの装束の帯は恋人などのものを身に着けるのが「粋」なようで、当屋前の練りからヤーヤ衆を追って垢離掻き場まで来る・・・、これがまた祭りのあり方の一つだとも言っていました。古き良き時代は、「粋」な所作にもこだわりが・・・
そして、いよいよ・・・(写真は割愛です)、垢離を掻いた祷務町の役人らを手伝い町の町頭らが囲み連れ戻します。
3つの祷務町が身を清めるこの所作をヤーヤ練りがおこなわれる毎に行なう。
このあと、大曽根町から船で来た神宝のお獅子が運ばれたという川原町を上り、尾鷲神社へ参拝に行く。
参拝のあと、再び3番祷/南町の当屋まで見送る。
ちなみに、3番祷/南町の祷人は元市役所職員の楠 文治氏です・・・
さすがの楠 文チャンも祷人という大役なので、祭のどのシーンで出合っても、いささか緊張した面持ちです・・・
そして、自町へ帰る。ヤーヤの練り2日目は、1番祷/天満町へ・・・
Photo:SONY DSC-W200
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by mikikazu0802 | 2011-02-03 10:44 | イベント・祭り・展示