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予算審査が終りました。

 14日(月)から始まった予算審査も病院事業会計を最後に、本日総て終り、全議案とも可決すべきものとして賛成された。

 東日本大震災の影響などもあり会議日程が変則的など・・・、終了したのが午後6時を過ぎていた。施策に対する議論が飛び交ったのか・・・と言えば、どうだろうか。

 執行部側の説明はきめ細かく、細目においてもう少し大雑把なようでもいいように思った。当初予算においては、少なくてもあと2日くらいの審査日程がいるように感じた。
 執行部の説明のしかたも、本冊(あくまで予算書)その事業に関連して主要施策説明書、そして各課ごとの説明資料や図面を説明していくことで統一される方がよりベターな感じがした。そして位置図や解析表などは添付資料として当然のことのように感じた。各常任委員会ごとに委員長等が事前打ち合わせを行うので、そこでの確認こそが委員会中に資料を求める発言がなくなるように感じた。

 また、小生らが議員となったころは、議員どうしで議案を、特に予算などは、おいしいところを探しあいしたように記憶している。議案精続とか議案調査と言うのは、審査までに各課に出向たり問い合わせたりして、聞き取りを重ねていたように思う。特に、今の自分と違い課長や係長が目上の方ばかりで説明をしていただく!感じであった。だから委員会は政策論での質疑応答が飛び交い、委員会終了後もこの施策は、あぁでもない、こうでもない・・・と、その課に押しかけて議論が続くことは少なくなかった。

 先輩議員の質問のし方にも年季があり、ひと格言あったように思う。今の小生は、自分より目上の職員がいなくなったので、若いときのように胸を借りるような突っ込みもできず、かといって言い聞かすほどの立場でもなく、今しばらく執行部と同じ目線で切磋琢磨しなくてはならないだろう・・・

 執行部の戦略のノウハウを分析したり、表裏を垣間見るような議論の攻防が楽しいのである。

 今定例会は、尾鷲小学校の耐震整備事業や輪内中学校の同事業の設計が始まるなど、このときしか意味を為さない質疑や一般質問を行ったのと、予算審査においても重要な点を議論や施策に対する小生なりの指摘をさせていただいた。

 尾鷲市においては、誰が市長となっても産業のインフラ整備と位置づけて事業化した海洋深層水を活用したまちづくりは必修科目である。昨年、大型船の投錨により取水管が屈折されるという大事故が起こり、分水等で低迷したこともあり、改めて岩田市長に対し、海洋深層水事業への取り組み姿勢と同関連協議会の活発な動きを要請すると共に激励をした。もちろん、小生個人としては常に関心を持っている事業なので、純粋に後方支援メッセージである。
 また、海洋深層水で試験的に陸上で栽培されているアワビやマス、或いはハバノリなどを多段的な施設(水槽)での取り組みについての他委員の質問に対し、名柄奥での事業者誘致構想の実現を目指す旨の執行部案が披露された。

 水産においても、漁業者の副業的な位置づけとして二枚貝の養殖などを試験的に行うことが報告された。平成23年度は第一次産業の建て直し元年として、市役所の機構や組織まで見直したことや、或いは高速道路の開通や道の駅などの重要課題も多々あり、、人事如何で岩田色が出せるかどうか決まるといっても過言ではないようだ。

 小生自身は、今後も地域の活性策についてなど、その時期にあった事柄を中心に政務調査し、議会での審査や質疑・一般質問に生かしていこうと思う。

 今定例会の予算等において議論した施策などは、予算(数字)から具体的な動きになってきたときに、その都度報告することとする。


 平成23年第1回定例会も、22日(火)の最終日を残すだけとなりました。


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  by mikikazu0802 | 2011-03-18 21:00 | ミキカズの活動日記

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