尾鷲市土砂災害総合防災訓練が行われました。
今回の訓練は、土砂災害による「防災隣組」による住民避難訓練や災害対策本部設置訓練、そしてAEDの取り扱いや資機材取扱い、地震体験などが中心で、「防災メール登録コーナー」設けられたり、緊急物資、重傷者搬送訓練などです。
古江地区は昭和46年に大雨による土砂災害で被災者を出し悲しい思いをしています。そしてその教訓と高齢化が進む中で防災隣組であらゆる災害から身を守る取り組みを片田敏孝教授の下、進めてきました。
訓練は、午前8時30分から大雨による土砂災害が発生したという設定で始まりました。
古江地区のみなさんが、「防災隣組」のグループごとに公民館へ避難してきました。
地区を揚げて避難体系を作り上げてきたことから、老若男女、この訓練に参加していました。
会場の内外で、各種防災訓練や体験などが行われました。
ドコモショップ尾鷲店の協力により、防災メールの登録をしていただくコーナーです。
自衛隊車両(指導車)に搭乗・・・
この訓練には、三重県や陸上自衛隊、尾鷲警察署や尾鷲海上保安部、尾鷲消防署、地元消防団などにも参加していただいていることから、このように自衛隊車両への搭乗体験も出来ます。
訓練会場で、顔見知りの方々と声を交わし、感想を伺いました。
このあと、JAMSTECの古江陸上局舎を防災対策本部とした設置訓練へ移動して・・・
対策本部を立ち上げ、「土砂災害情報相互通報システム」による災害発生地の映像や避難会場との交信などが行われました。
地区の映像が映し出されます。
災害対策本部の岩田市長と避難住民のいる古江公民館の大川区長が、映像を交えた会話をおこなっています。
「土砂災害情報相互通報システム」も含め、市防災危機管理室の職員が災害発生時の対策全般について、詳細を説明していました。
訓練は引き続き、尾鷲海上保安部の船舶やヘリコプターなどによる物資の運搬や、重傷者の搬送などが行われました。
小生、20年前の40才時に尾鷲市自治連合会会長を務めることとなり、その時の自治会活動の基本を「向こう三軒両隣の絆を深めよう!」と『住民自治の理念』として訴えました。その当時は、市を挙げてゴミの分別収集や生活雑排水から河川や海を守ろうと、環境問題に同じ認識を持つための事業なども積極的に取り組みました。その後、過疎化が進み、高齢化社会の一人暮らしの声かけ運動となる福祉分野や災害時の避難などの防災分野に、正しく「住民自治」として幅広く活かされるものとなっており、自分自身の活動やその活動を推進するために掲げた理念、或いは一緒に取り組んだ会員のみなさんとの協働が、間違いではなかったと振り返るときがあります。
物事は、掲げた理念に対し信念を持って突き進めということなのでしょう・・・
小生、高村泰徳議員と会場へ出向きましたが、すでに南靖久議員や濱中佳芳子議員なども来ており、その他にも多くの議員が見学に来ていました。
Photo:SONY α55
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by mikikazu0802 | 2011-06-12 20:05 | ミキカズの活動日記