-新国産材時代に求められる木材加工について- ㈱西村木材店を訪ねました。

 -新国産材時代に求められる木材加工について-をテーマに原木供給と大規模製材の事業展開を行っている㈱西村木材店(昭和32年創業、平成元年に会社組織となる。資本金:9千万円、従業員数80人、本社:松阪市郷津町186番地)の多気工場(敷地取得や設備などの整備で約30億円の投資)を6月23日(木)に訪ねました。

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 今回の政務調査は、平成24年度より市有林伐採が始まること事から、木材加工や流通状況等を学ぶために尾鷲県民センターの森センター長にアドバイスをいただき、これまでの政策研究グループ『有志で勉強するかい!』として、南 靖久議員、高村泰徳議員、真井紀夫議員、内山鉄芳議員、北村道生議員、濱中佳芳子議員、小生の7人で政務調査に出かけました。

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 この政務調査には、紀北町海山区上里出身という西村誓夫会長とそのご子息の西村仁雄社長が、ご多忙にもかかわらず3時間余し経営理念等と製品生産過程について話してくれ、工場見学をさせていただきました。

 「物流機能を備えた製材工場」を目指しており、利用されるものを製造していくことから、ISO900などの様々な認証資格やJAS規格などに基づいた品質管理のもと、製品供給をおこなこなっていた。

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 すでに、ヒノキのコンパネ(合板)が試作されていた。

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 社屋や工場、倉庫など、そのものが木造建築の展示場の役目を果たすように工夫されている。


 パワーポイントをつかった説明や質疑応答では、「木材流通における動きの様々な事例」や「新生産システムと素材原木の安定供給」、「改正建築基準法に係わる林業・木材業界の対応」、「技術革新の必要性と新たな施設整備」、「乾燥材等規格材生産と品質表示」を徹底的に行い、規格材生産の中でトレーサビリティやコンプライアンスといった『品質管理』、『安定供給』、『安定価格』を課題としていました。


 説明をしていただいた後は、工場を見学させていただきました。

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 工場敷地の広大さ(約2万㎡)に全員が驚きました。
 
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 様々な原木を機械が太さを選別し、皮をむきます。

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 ヒノキの皮、そして大鋸屑などは肥料として農家へ・・・

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 乾燥機の熱源も製材した破片での木質バイオマス発電を行い、これまでの灯油をやめCO2削減にも寄与していました。この日は非常に熱く身体に堪えましたが、非常に丹念に現場における説明をしていただきました。

 ここで乾燥した木材が製材されます。

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 総て、機械が行います。

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 機械が分別したものを人間の目でわけています。

 木材の調達先は、愛知県・岐阜県・滋賀県・京都・三重県で、利用される仕様に加工することを目途にしているとのことで、現在はヒノキ65%と杉35%の割合で製品加工しているとのことであった。

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 倉庫も木造建築の展示場となっています。

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 再度、人間の目で分別され、検査印が押されます。

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 製材用の機械鋸の刃も自前で砥いでいるとのことでした

 

 原木から乾燥、そして製材工程、及び検査まで見学させていただき、新国産材時代・・・と表現していることが分かったような気がしました。

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 製材能力として年間8万立米扱える規模という工場を見学した後、社屋に戻り所見を求められましたが、只々、圧倒されたとしか言いようがありませんでした。

 市の場合は、市有林を伐採し流通させることで、木材界における民間活力の刺激を促す役目もあろうかと考えるが、木の育成も伐採も利用される用途に基づき様々である時代となっていることには違いないようである。


 木材業界における貴重な取り組みをご教授いただき、その詳細についてのお話やいただいた資料は、議会活動の中で、今後の尾鷲市の林業施策に生かして行きたいと思います。


 今回の政務調査視察では、道の駅「飯高駅」にも立ち寄り、道の駅のあり方を考え、議員同士で意見交換となりました。

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 『道の駅』については、これまでも何ヶ所か見てきているので、現在、市が検討している案件がまとまり議会に紹介された時点で、検証する材料にしたいと思います。


 話が前後しますが、この時期の政務調査、そして委員会調査は、製造現場や足元の不安定な現地を歩き周ったのと、引き続き講演会等で少しバテ気味・・・です。


Photo:Panasonic DMC-LX3

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  by mikikazu0802 | 2011-06-25 16:42 | ミキカズの活動日記 | Trackback | Comments(0)

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