生活文教常任委員会が開催されました。
もちろん本会議で付託された「第32号 尾鷲市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について」「議案第43号 工事請負変更契約について(尾鷲小学校・尾鷲幼稚園耐震整備事業に伴う改築及び補強工事)」「陳情第 2号 保育園施設の耐震整備及び防災対策について」を審査するためである。
特に、「議案第43号 工事請負変更契約について(尾鷲小学校・尾鷲幼稚園耐震整備事業に伴う改築及び補強工事)」ついては、設計図書と数量調書のチェックミスや入札時の判断ミス(設計図書を中心に入札しなくてはならないところを数量調書を基本に入札を行うという前代未聞の大チョンボ)となった工事分(数量調書に記載なし)16,798,340円と新たな追加工事分24,612,186円、それに準じた諸経費や消費税など合わせた46,058,250円を加えた工事契約金に変更しようとするものであるが、大きくは2つの問題が生じている。
1点は、設計業者に関連する工事部分と新たに追加工事となった部分を混同している議員がいることである。これは執行部の資料の出し方にも問題があるような気がする。
もう1点は、設計業者が数量調書を間違えたことから、その責任について「市の指示に従う」と発言したことから、「責任を問うべし」と発言するも、カシ責任と道義的な責任の狭間で答弁の慎重な岩田市長の発言から、審査の本質が若干ブレていることである。
これまでの議員と市長との質疑応答が様々な角度の話題となって、本質とかけ離れ混雑して伝わっている。
岩田市長がカシ責任を問わないと言い切る以上、道義的な責任を求めるほかないが、これとて執行部から求めることはないので、それとなく議会から提言するしか無いようだ・・・
そこで、議案第43号については、会期内に再度、設計管理業者を委員会に呼んで確認することになり、その後、採否の決定となる運びとなった。
生真面目で表現の堅い岩田市長、慎重な態度が逆風となっているようである・・・
他人事ごとのような表現であるが、議会とは、しっかりした議員活動の実績を持つリーダーがいないと・・・、迷走をするものである。議会運営も順境ばかりとは限らない。
初版 三鬼和昭の“日々是好日” は、ここから・・・
※ご訪問いただき、ありがとうございます。
記事を読んでいただき感謝です。 これからの励みに・・・↓ を ポチッと!
『日本ブログ村』人気ランキングに参加しています。
全国市区町村議会議員BLOGの人気ランキングは、ここから・・・
三重県(尾鷲)情報BLOGの人気ランキングは、ここから・・・
地域のための議員BLOG集約サイト『まちの種』は、ここから・・・
by mikikazu0802 | 2011-09-16 05:53 | ミキカズの活動日記