紀北へき地複式教育実践交流会を見学しました。
平成23年度三重県へき地複式教育研究指定を受け、複式教育の実践のなかで、「小規模の強みを生かした魅力あふれる教育の創造」~きめ細かく鍛える~を研究テーマに子どもの無限の可能性をどこまで伸ばせるか、小さな学校のささやかな挑戦であり、「小さな学校の強みは何か」、「それをどう生かしていけば子どもの大いなる可能性を引き出し魅力溢れる教育を創造できるか」である。
この日の交流会には、紀北地区(尾鷲市・紀北町)の教育関係の方々がたくさん参加しており、小生らは来賓として招待をしていただいたのです・・・が、見学させていただいたという方がふさわしいような気がします。
交流会の日程は、チャレンジタイム、公開授業、そして全体会では児童の発表(太鼓演奏)と実践報告、分散会(教育関係者)となっており、それぞれ参加した教員のみなさんが熱心に取り組んでいる姿が印象的でした。
小生はそれらを眺めながらも、小規模校の在り方や学校の統廃合の在り方についても学ぶこととなりました。
この日は全学年が算数の授業で、1年がひきざんで2年がかけ算(2)、3年が三角形で4年が面積の表し方とはかり方、5年が分数のたし算とひき算で6年が比例と反比例となっていた。担任が2学年をインターバルで受け持つ方式で授業が行われる。
三木小学校における教育活動の歴史としては、第一段階(1975~)として保護者と地域と一体となった取り組みとして子どもう運営委員会主催による「夏・冬の学校」、年間70日間以上の保護者・地域の人が学校へ来校、一家総出の応援・支援が年6回、第2段階(1998~)として体力アップの取り組みとして、体力づくりプログラムに一輪車が加わる、全校体育開始、新体力テストに全員が全国平均超え、第三段階(2007~)として学力アップの取り組みといsて、毎日の5分間学習(チャレンジタイム)、朝読書導入、年間1人5回の研究授業を計画、CRT(国語・算数)で全国平均超え多数など、地域性が教育に生かされていることで子どもらの能力を伸ばしたりや交わり方を身につけさせているようである。
公開授業の後、児童発表として全校で取り組んでいる太鼓演奏を行った。
三木浦の子どもらの太鼓への取り組みには、小生も思い入れがあり応援しているのである。
この児童発表の後、野地雅人教諭(三木小学校)が実践報告を行い、県教育委員会/研究企画・支援室副室長の後藤武彦先生が「三木小の研修に参加して、学んだこと、気づいたこと」と題した交流会の基調講演ともいえる報告を行った。
小生らは、15時30分より早田区で住民との懇談会が行われることから、後藤先生の報告の途中で席を立たざるを得なかった・・・、
複式ならではと言いたくないが、周辺地域の小規模校運営では複式教育での成果を挙げなくてはならず、そういった意味では現状を把握し少人数だからこそやれるという特徴こそが、その学校の歴史となる様な気がした。
小生、教育なんぞ語れるような者でも無いが、学校こそ地域の拠り所であり、子どもらこそ地域を未来へつなぐランナーなのである。だから、教育のより充実が望まれる。
Photo:Panasonic DMC-LX3
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by mikikazu0802 | 2011-11-28 00:38 | ミキカズの活動日記