議会改革(尾鷲市議会基本条例の制定・議員定数の見直し)について、梶賀地区で市民説明会を開催する。
A班は内山鉄芳8(会改革特別委員会)副委員長を班長に、田中 勲委員、神保美也委員、大川真清委員、濱中佳芳子委員、真井紀夫委員と小生、三鬼和昭の7人です。
開始時間が午後6時からということや、冠婚葬祭等があれば地区全体に影響することから、12人と少ない出席となりましたが、そこはそこで細やかな意見交換ができ、時間いっぱいを有効に生かせた説明会になりました。
説明会は、班長の内山鉄芳副委員長が司会進行を務め、中垣克朗議長の挨拶のあと、各委員の自己紹介が行われ、いよいよ説明会の目的である議会基本条例の制定や議員定数の見直しについて、作業部会での取り組みをはじめ、特別委員会で議論を資料を基に小生が代表して説明し、意見交換を行う形式で進行しました。
尾鷲市議会基本条例については、特別委員会でもある程度の骨格案が出来たばかりであり、全委員による条例の軸や文言の精査ができておらず、制定時の内容と違うことも考えられることや、何処の議会でも数年かけて自前の条例を制定していることから、これらを全文説明した場合に制定時の内容や文言と大なり小なりの違いが出る可能性が大きいことから、細やかな文面の朗読等はやめ、理念(前文の組み立てと、二元代表制や議会の権能、或いは議員の仕事)の考えからと、スタート時の条文の形式とその内容について、特に条文の文言については堅い文言が多いことから、いわゆる市民目線で普段使われていたり、議会や議員に対して思っていることを発言していただけるように心がけ、これまで議員が行っている活動のこととともに、これからこうしてほしいと市民が願うことを如何に基本条例に取り入れるかと言うことを理解していただくべく、やり取りとした按配でした。
議員定数の見直しについては、いわゆる数による民主主義の低下、或いは財政的な意味、若い年齢層の立候補と定年制など地区の方々も議会とか議員に対する不満と言うより真摯な意見を男女にかかわらずいただくことになりました。
勿論、資料の中身で時間を取るよりも会話に連帯感をと考えていたことから、各委員の議員定数に対する考えを述べるとともに、2つの課題に基づいた発言が参加委員よりできるような進行を班長の内山副委員長に心がけていただいたこともあり、若干委員の逸れた発言もありましたが市民説明会と意見交換の体を成した会合となったように思われました。
基本条例について、市民のみなさんからは「そんなものが無くても議員として一生懸命に仕事するのがあたりまえ!」と本音を言われました。
当然、こんなことを条例化するのは野暮なことですが、「議員の任期は4年間であり、新人も何期も務めるベテランも立場や条件は同じなので、先達を見習うも一つの考えですが、地方自治法だけではその解釈に多様的なこともあり、いわば、「尾鷲市議会議員として心得」を創るものと理解してほしいと説明させていただきました。
何はともあれ根底で考えれば「議員の資質」の問題だけです。
小生を含め、全議員で基本条例の内容とその解釈が理解を得ているとは言えない状況で、市民のみなさんにその文言案を説明するよりも、「議会は、議員はこうあるべき!」という市民目線でのご意見を多くいただくことが肝要のように思いました。
Photo:Panasonic DMC-LX3
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by mikikazu0802 | 2012-04-13 10:09 | ミキカズの活動日記