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『尾鷲市議会基本条例の制定』及び『議員定数の見直し』について、賀田地区で市民説明会が行われました。

 『尾鷲市議会基本条例の制定』及び『議員定数の見直し』について、昨夜(27日)は賀田地区で市民説明会が行われました。

『尾鷲市議会基本条例の制定』及び『議員定数の見直し』について、賀田地区で市民説明会が行われました。_a0196709_862454.jpg

 A班による説明会は、梶賀地区及び曽根地区に続き3ヶ所目となり、賀田地区は特に人口数では前2か所を大幅に上回ることから参加者も多いことと想定して出かけましたが、意に反して13人ということでした。地区の役員さんが中心となって出席していただいたようです。

 賀田区では、10年間にわたり榎本登志彦氏が区長を務められ、粉じん問題や新石材業者問題など地区の生活環境を守る活動に対し役員のみなさんとともに、地区住民のみなさんと取り組まれたことが印象深く残っています。
 また、議員有志による地区懇談会などを行うときなど、地区役員の方々とともに参加者の動員など、地域意識の高い方で、議員としても共に活動を行うに当たり、その協働に対する意識も強く、そのご協力に対し今更ながら感謝です。
 同氏は、本年3月31日をもってご勇退されたとのことですが、これまでの取り組みに対し敬意を表したいとともに、その労を労わさせていただきます。


 話を本分に戻りますが、賀田地区では『議会基本条例』に対しては、議員の政策提案及び政策に対する議員同士の討論、そして、市長に対して反問権の付与など、資料に基づいた説明のなかで質疑応答が若干ありましたが、ほとんどが市民に分かりやすい事例をピックアップしたものの解説が主であり、議員同士ですら議論していない条例文の策定であることから、今後気づいた点や参加していない方々の意見を、いわゆる市民目線での言葉を文面等でいただければとお願いしました。

 『議員定数の見直し』については、発言内容から12~13人が望ましいと受け止めましたが、やはり・・・「議員の顔が見える活動」を望む意見が参加者の一致した思いのようでした。参加者のほとんどは、そのことがある意味、減数への不安定材料とも考えていると感じましたが、これまで議員個人や議員有志団、そして会派による視察や地区懇談会等もおこなっており、一口で延べられるのも些か違和感も感じましたが、議員をグループで陥れるなど、ここ2年の議員同士による足の引っ張り合いが議会全体のイメージをこのようにしてしまっているようです。
 なお、新しく区長となられた榎本隆吉氏は定数減とともに、議員活動について、及び議員報酬の削減をも述べていました。

 同氏は、教員として学校長まで務めた方で公務員生活が長かったようですが、これからは民間人として行政や議会などと共創して地区をまとめる立場になられたわけで、これまでの公務員時代とは180度違う活動に取り組まれることから、地区代表としての総論と個人としての各論とのギャップをこれから感じることもあろうかと推察いたします。
 尾鷲市議会における議長の立場も同じで、どこの組織も長たる人は立場による言葉の使い分けが大変であろうと感じるとともに、組織の評価も大部分が長たる人の責任といっても過言ではないようです。


 この市民説明会では、様々な意見が出てくることは承知の通りですが、今回の賀田地区では、議員定数については地区全体の感じが減数なのか現状維持なのか、全くつかめなかった・・・ということで、どちらかと言えば議会及び議員に対する苦言を呈する発言が多かったような気がし、名指しで議員の活動を指摘していた光景もありましたが、前2地区の説明会とは異なった印象が残りました。
 

 A班による次の市民説明会は、5月11日(金)午後6時30分から三木浦地区で行われます。



Photo:Panasonic DMC-LX3


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  by mikikazu0802 | 2012-04-28 09:19 | ミキカズの活動日記

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