尾鷲ヤーヤ祭が始まりました・・・(扉開きの神事編)
如月の初日未明、祷務町等の関係者の提燈の明かりの中を潮撫でが清めながら進み、宮司により尾鷲神社の氏神様を祀る正殿の扉が開かれ祭禮の始まりを告げられます。
30年来、町頭や町総代、そして神社総代として、この祭りにたずさわっています。
考えてみると・・・
旧正月に行なわれていた祭りだが、扉開きや大弓の儀、お獅子の出御、それにヤーヤの練り、それに関係して宮上り時の海での垢離掻きなど、尾鷲地方にとって一番寒い時に神に仕える祭りです・・・
この寒さにも耐える祭りで精神を鍛えてこそ尾鷲っ子かも知れん!何故なら、祭りに出ている若い衆は、役職者になるほどにしきたりや規律を理解し・・・、律儀であり、素直で正義感を身に付けているリーダーも少なくない。この良さも人として、長い人生の中で培わていく人間形成にとってプラス思考のことが多いように思う。
人を陥れたり、僻んだりはしないだろう・・・、
男はやはり、男気に富まな!あかん。
天満町・野地町・南町の3祷務町を中心に全20町が午前0時の扉開きの神事を行なうために尾鷲神社に集います。総勢、町総代や町頭連中が二百数十名参加します。
行事の始まりを待つ加藤宮司ら・・・、ここ拝殿へは神社総代、親方代表、3祷務町のショードらと町総代が上ります。
午前0時少し前に、小倉光喜氏子総代会長の叩く太鼓により神事は執り行われ、先ずはお祓いが行われます。
そして暗闇の中で、正殿の扉が開けられます。
献饌(神前に物を供えること)
宮司が祭の始まりを告げ、地域の発展や氏子の幸せ、そして5日間の祭の成功や無事など・・・を祈願する祝詞が奏上されます。
このあと、各代表者により玉串が奉奠され、撤饌。
そして宮司が挨拶を行なう。
祭の始まりを神様に告げる正殿の扉開きの神事が総て終わり、3祷務町への帰路を手伝い町が付き添う。我が新町は、野地町の手伝いとなっているので、当屋まで送る・・・
総て終え熊野街道を戻って、自宅に帰ったのは午前1時だった。寒さのせいか、結構早い帰宅となった。新町が当屋の場合は、ここから練りが始まるのが常であった・・・
今日は、尾鷲神社氏子総代(新町/町総代)としての活動を綴る。氏子総代会は役職を務める神社総代(各町選出の理事、約20名)と議決権を持つ町総代(20町)で組織されている。
Photo:SONY DSC-W200
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by mikikazu0802 | 2011-02-01 02:14 | イベント・祭り・展示