片田敏孝氏の『尾鷲市の地域防災を考える』講演会が行われました。

 尾鷲市の防災対策でお馴染み、群馬大学大学院工学研究科・社会環境デザイン工学専攻/教授で、広域首都圏防災研究センター長の片田敏孝氏の、『尾鷲市の地域防災を考える』と題した防災講演会が市中央公民館3階講堂で開催されました。

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 会場には、自主防災会関係者や一般市民の方々など120人が駆けつけ、熱心に聞き入っていました。

 今回の講演会は、温暖化などで世界的に集中豪雨多発などの問題、その関連から土砂災害などを中心とした防災対策、具体的には古江町の取り組みを紹介し、そして、災害時の避難のあり方について報告された。

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 温暖化は台風を大型化している(台風の数が減ったのに大きな台風が来る)とのこと、それに伴う集中的な雨量が最近の大きな災害などで被害も大きい出来事が続いている。

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 高齢化・過疎化の進んでいる古江町での避難体制の確立について、グループ作りや避難のタイミングや連絡法など、過去の風水害や土砂災害から学びそれを情報としたり、地域全員で取り組んだので、その避難手法を尾鷲全体へ普及させたいとも述べていた。

 片田教授は、自身のことを津波や災害の専門家ではなく、避難に対する取り組みが主たる分野ですと、ジョークを交えながら話していた。だから、災害の現状を把握する必要があるようです。

 また、津波の非難についても触れた。

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 最近のチリ津波に対する取り組みでも、指定避難所への避難率は低かったが、実際のアンケート調査では何らかの形で避難をしていた人も多かったようである。

 そこで避難のあり方として、尾鷲のこれまでの津波シュミレーションは、東海、東南海、南海地震が一度に起きたときのものなので、例えばひとつだけの場合の新たなシュミレーションの提案をおこなった。

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 津波の高さは、「倍の半分(1mなら、50cm~2mということ)」といわれるくらい読みにくいものだそうだ。そして、第1波より第2、第3波の方が大きく脅威だと認識すべし!と強調していた。
 チリ津波の避難なのあり方から、片田教授は今回、津波の高さで避難地区を見直すシュミレーションを新たに策定したようである。

 会場からは、そういったシュミレーションもほしいとの声があったが・・・

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 避難勧告や避難指示等、国の決まりもあり、岩田市長は、このシュミレーションについては、マイナス部分はないか?などを検討したうえで、どうするかを決めたいとのことであった。

 雨の日曜日、それも午後7時から9時過ぎまでの時間帯であったが、誰一人途中で帰ることなく防災講演会を清聴した。最後の質疑応答でも熱心なやり取りが行われた。

 

Photo:SONY DSC-W200

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  by mikikazu0802 | 2011-03-07 00:05 | ミキカズの活動日記

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