NPO法人ハッピーロードネット理事長/西田由美子さんの講演会が行われました。
この講演会の講師は、NPO法人ハッピーロードネットの理事長で、3月11日の大地震・大津波による原発事故がおこった地域に隣接する福島県双葉郡廣野町在住の西田由美子さんです。彼女は元々道路関連でご活躍していた方だそうですが、東日本大震災後、原発事故からの避難等を体験され、その後、被災地支援を行っており、尾鷲市からも児童・生徒たちの教材や靴、そして下着などが支援グループから贈られ、そういったご縁から本日の講演会となったようです。
講演会は、塩津史子会長の挨拶、そして来賓を代表して岩田昭人市長の挨拶から始まり、西本さんのご後援が始まりました。
また、これまで横田副市長や市民グループも、西本さんルートで尾鷲から支援物資を持って視察に出向いており、この支援物資の送り方にも、靴など一足一足づつ袋に入れてあったり、サイズや種類名を書くなどから、尾鷲人気質に感動していただいたようです。みんながこのように思いやりがあると人と人とのつながりや絆が生まれるのでしょう。
熱弁をふるう、西田由美子さん
悲惨な現状を報告する話題もあり、会場には涙ぐむ聴衆者も少なくありませんでした。
西田さんの応援団だという、国土交通省道路局、国道・防災課長の三浦真紀氏も尾鷲へやって来ました。
今回の大震災を体験した方やその後現場視察された方々の共通した話は、三陸の被災地の地形があまりにも尾鷲の地形とよく似ていることや想定される東海沖・東南海沖・南海沖地震による大津波が来れば、同じような被災状況となることを示唆しています。大津波の浸水域を10~15mくらいは、当然、想定されています。
特に彼女は、大震災で打ちひしがれた気持ちから負けまいと被災地支援を思いつき、東北大震災後、1ヶ月で7000kmから走行して被災地を見て周り、必要なものを聞き取り、そして集め、その地域に運んでいるようで、今後の支援も訴えていました。
会場でも義援金箱が置かれ、その場で集まった義援金10数万円が連合婦人会から手渡されました。もちろん、小生も心ばかりの支援をと・・・
いつも言っていることですが、順境のときなど誰の助けも援助も必要としません。しかし、逆境に立たされたときほど、これまでの人間関係が生きてきます。この世で一番大事なものは、人と人の関係のようです。
何かビジネスをして社会貢献をすることも大事ですが、彼女の講演会を聴いて感じたことは、掛け値なしのボランティア精神の持ち主なんだということともに、人の輪を広げてるフロンティア精神に満ち溢れている方だと思いました。
・・・だから説得力があるのだろう。
Photo:SONY DSC-W200
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by mikikazu0802 | 2011-06-25 13:33 | ミキカズの活動日記