尾鷲市から被災地へ派遣され、支援活動をおこなってきた職員の報告会が行われる。

 東日本大震災の被災地である宮城県からの依頼を受け、県内4市4町の合同で三重県隊として宮城県多賀城市(人口:62,979人、平成22年度国勢調査)の避難所で支援活動を行ってきた尾鷲市職員がその貴重な支援活動の体験を今後の尾鷲市に生かすために、全職員で話を聞く場が持たれた。

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 この報告会は、行政職を対象とした職員研修でもあり午前90人、午後70人が市中央公民館3階講堂に集まった。

 議会へも案内があったことから、小生は午後の部へ参加した。午前の部にも数名の議員が参加していたようであった。

 尾鷲市は1班3人で6班18人(うち、女性職員1人)編成で、5月24日から6月30日までの期間で移動日を含め1班8日間の日程で、避難所となっている多賀城市文化センターで配食、トイレ掃除、ゴミ回収、避難者把握データー管理などを行った。

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 この報告は、派遣された職員を代表して総務課の下村新吾課長補佐と財政課の福山善仁財政・行革係長が行った。なお、多賀城市は5,300世帯余りが被災し187人が死亡ということだったが、仙台港に位置する海岸部の被害は大きいものの市役所が津波から免れたことから、市役所機能が滞ることがなかったことから市民への対応が万全であることが不幸中の幸いだったようである。

 そう言ったことから、福山係長は市民の生命や財産を守るのが市及び職員の責務と改めて主張したいと述べていた。

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 小生、6月定例会の一般質問において、全職員が防災要員たれということと防災意識の向上を岩田市長に提言したが、この東日本大震災を教訓に東海沖地震・東南海沖地震・南海沖地震の3連鎖による津波に対する認識とその時に対する備えを怠ってはいけないということである。


 この報告会の前には、当市と関係の深い陸上自衛隊第33普通科連隊第4中隊の西村憲一中隊長より、岩手県仙台市で復旧活動を行ったことを中心とした講演が行われた。

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 阪神淡路大震災のときは直下型地震で建物が垂直に崩れていて捜査範囲が限られていたが、津波の場合は広範囲の捜査が必要であったことなどを話され、自衛隊としてもこのような大掛かりな連携は初めてのことだと述べていた。

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 何事も次への教訓としなければならない。

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尾鷲市の広報owase7月号が配布されてきた。そして、尾鷲市の標高一覧が添付されていて、今年度、耐震整備設計される輪内中学校のグランドが標高2.9mであった・・・、津波のことをあまり心配していなかったような教育委員さんもいたが、この表を見て何も感じないのだろうか?


Photo:Panasonic DMC-LX3

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  by mikikazu0802 | 2011-07-07 20:09 | ミキカズの活動日記 | Trackback | Comments(4)

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Commented by 輪内住民より at 2011-07-08 09:36 x
教育施設に対する地震や津波対策、そして耐震整備に対して常識論を展開している貴殿に心より拍手をお贈りします。特に輪内中学校に対する津波の心配は拭い切れません。
貴殿のブログを見ていると現学校庭内で新しい建設場所の提案がありそうな感じがしますが、間違いないのでしょうか?確かに、教育委員会が開催した懇願会の後で配布された尾鷲市標高一覧の輪内中学校(グランド)2.9mはショックです。
この耐震整備問題に、影でこそこそ貴殿らの悪口を言って回っていた若手議員もいたようですよ。

議員さん全員に望みたいことは、先ずは是々非々の議論ありきで物事に取り組んでほしいことです。そして、地域性など生活環境的な問題や現実と将来に対する先見性で物事を決めてほしいと思います。
最近の新聞を見ていると、そのときの議論をしているのは貴殿らほんの数人しかいないようで、岩田市長がよく言われる後出しジャイケンが多いように思います。
政治家さんはセンスの良し悪しが能力差ですからね。これからも、何のためなのか、何が問題点なのか、私たちにも分かり易い発言をや問題提起をお願いします。
暑い季節が続きます。ご自愛ください。
Commented by mikikazu0802 at 2011-07-09 16:37
輪内住民さん、コメントありがとうございます。
輪内中学校に関しましては、設計が出来た時点で小生以外の議員も耐震及び津波対策について議論とか精査をされることと思います。

輪内中学校の件では、教育委員さんに対しそれぞれの角度でご意見を持っているのではと思い問いましたが、「高台」やら、小生の学生時代の話題の小・中学校が同じ場所に学舎があったことなどの過去の実績話から、耐震整備ではなく学校移転整備の話題とすりかえられていたようで、もちろん、地元ではあくまで大津波対策での話の一つだということを分かっていただいていたようです。

学校は、子ども達にとって日中の殆どの時間を過ごすところであり、尚且つ、保護者と離ればなれになっている場所ですので安心・安全なところでなければならないと言うことが小生の自論です。

また、お気づきのことがあればお教えください。
Commented by 通りすがり at 2011-07-20 17:48 x
おっしゃるとおり、今回の東北の大津波被害の中に全校生徒のほとんどが犠牲になった小学校の例を見ると、標高が低く目の前に川、まったくもって輪内中学校とよく似た条件の学校であったことが見て取れます。

政治の世界には、先見性と想像力が欠かせません。
未来が分からないからこそ、今考えられる中でのベストがなにか、そこに議論が持っていけるかどうかがセンスの問われていることでしょうね。

目先の人気取りに走るのではなく、信念を持った活動に敬意を表します。
Commented by mikikazu0802 at 2011-07-21 05:42
コメントありがとうございます。

地震や津波、そして豪雨による災害など、だれもが否定したいものですが、想定外の出来事がおきています。ものごとの解釈として最大公約数的な決め方をこころがけていますが、災害などについての想定については、その時点で最善の、或いは考えられる不安をクリアすべき議論があって然りと考えます。
また、その議論をするために、現場へ出ること、事の関係者など市民のみなさんと直に話をするなど、議員は街を歩いて情報を得ること、そしてその情報を議会での議論にすることが肝要のように思います。
今後も、ご指導ください。

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