東日本大震災被災地(仙台市若林区荒浜)を訪ねる。 視察報告No.3
午前9時、国土交通省/東北地方整備局が用意してくれたバスに、尾鷲市グループ、みえの道女性会議の豊田さん、それに昨日からお世話くださっている西本理事長と日本道路協会の夏目さん、子ども支援プロジェクト代表の松田さん等と乗り込み国道45号から県道235号から市道に入ると・・・
バスの窓から見えてきたのは、浪分神社です。仙台市若林区霞目にあるこの神社は、津波の浸水域との境目に建てられたと伝わり、海岸から直線で5,5m、海抜5mに位置し、慶長三陸津波(1611年)では、この周辺で津波が二手に分かれてひいていったと伝わっているようです。
資料画像
地形的にも変化しているが、石碑など全国には「ここより海側に住むな!」と言い伝えとなっているところがたくさんあるようです。
このあと、道路が津波を防ぐこととなった仙台東部道路です。
津波はこの道路で止まっており、道路の海側の農地は潮でやられ、反対側は一部を除いて被害を逃れています。
震災後、今回の津波を教訓に避難階段が設置されています。
そして、県道137号から仙台市若林区荒浜へ
地区全体が壊滅しており、木造住宅跡の基礎が残っているだけ、所々に鉄筋コンクリート住宅が傾いたまま・・・
避難タワーの役割を果たした荒浜小学校です。海岸近くにあり約400人が避難するも4階以上まで避難した人のみが助かり、身体的な事情で体育館等から動けなかった方々は犠牲に・・・
しかしながら、学校の建設場所については考えさせられる。
被災前
社団法人 東北建設協会 資料写真
被災後
社団法人 東北建設協会 資料写真
見渡す限り・・・
ほとんど人影も見えないが、時折り、家屋跡にたたずむ方がいた。あとは報道関係者くらいである。
このあと、県道20号(塩釜宣理線)から市道を名取市閖上へ
Photo:Panasonic DMC-LX3
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by mikikazu0802 | 2011-08-27 08:29 | ミキカズの活動日記