東日本大震災被災地(南三陸町)を訪ねる。 視察報告No.6

 午後からは、特定非営利法人ハッピーロードネットの特別名誉顧問の谷口博昭氏(元国土交通省事務次官で、現在は東京芝浦工業大学教授)や国土交通省/関東地方整備局の池田豊人道路部長、同じく東北地方整備局の道路部道路計画第二課舟山和重課長らや、中国みちづくり女性会議、佐久女性みちの会、社団法人 湯沢法人会/女性部会、そして宮城県土木部企画調査の担当者の方々など、築堤非営利法人ハッピーロードネットの菅原由美子さん(立教大学観光学部講師)などのメンバーも含め視察バスは満席となった。

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 午前中は尾鷲市バージョンだったので報告会参加者のほとんどが集結したところで、西本由美子理事長から挨拶が・・・、参加者は配られた資料を見ながら説明を聴いている。

 仙台駅東口を出て県道137号(荒浜原町線)から、仙台東部道路、三陸縦貫道、国道398号、市道、県道221号(清水浜志津川港線)を経て、約100Km移動し南三陸町へ・・・

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a0196709_2022303.jpg 中央の三階建て鉄骨が、南三陸町役場防災対策庁舎で、防災無線を担当していた女性職員がアナウンス中に亡くなっている。
 悲惨さを物語っている。

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 南三陸町志津川地区・・・、町が全壊している。ビルの4階まで津波が押し寄せた。かろうじて、屋上に避難して一命を取り留めたように、4階建町営住宅の屋上が緊急避難場所となった一例である。

 南三陸町の被害状況は、・人的被害(南三陸警察署発表) 死者 396名、行方不明者(届出数) 612名(23年4月3日(日) 午後3時現在)で、まだまだ、復旧・復興に時間がかかるようだ。

 一通り、移動用バスの中で説明を聞きながら南三陸町役場仮庁舎へ・・・

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 役場庁舎は、志津川地区の防災対策庁舎(3階建ての鉄骨が残っているところ)の隣にあったが・・・、高台に役場庁舎や警察など、プレハブの仮庁舎となっている。

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 市長室(2階)総務課など。

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 各課がそれぞれ入っている。

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 電気自動車の奥に警察署がある。

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 トイレが設置されている。


 南三陸町/佐藤 仁町長が迎えてくれた。

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 西本理事長は支援物資をもって訪れていることから、すでに面識があり親しく挨拶を交わしていた。

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 尾鷲市からは、蚊取り線香など、現在必要とされる物資の支援を行った。

 岩田市長より目録が・・・

 このあと、佐藤町長より被災時やこれからのまちづくりについて・・・

 佐藤町長の力強い言葉。

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 いろいろと熱心に語りかけることに、佐藤町長は丁重に答えられ、町の復興にはまだまだ、みなさんの支援がいることや、国や県の支援なくして到底無理であるので、そのことを訴えられていた。

 津波対策については、チリ津波の経験から6.5mを基準に対策を施し、湾口の堤防や或いは海岸部には鉄骨でできた津波避難タワーなども整備されていたが、16mにも及ぶ大津波は総合病院や町営住宅の4階まで達しており、志津川地区の全壊となったと述べられていた。

また、今回の大震災によりこの地区の地盤が70cm位沈下してしまっているようです。

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 これからのまちづくりについて、町民のみなさんとよく話をし、最後は町長自らが町民のみなさんに示したいと、気概のあるリーダーの言葉であった。

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 佐藤 仁町長を囲んで・・・、現地視察参加者のみなさん。撮影側に参加の行政スタッフのみなさんが・・・

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 被災前

 社団法人 東北建設協会

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 被災後

 中央の志津川から駆け上ってきた恒美は、山間部まで達していた。

 社団法人 東北建設協会

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 南三陸町へは山間部の道路から入ったわけだが、志津川の源流につながる、かなり奥に植林されている木が潮をかぶり枯れていた。


 ↓は仙台河川国道事務所の資料より・・・

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 被災現場を見ながら、参加者を乗せたバスは高台にある志津川中学校へと進んだ。

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 志津川中学校から見える光景こそ、テレビによく映し出されているもので、2020戸が崩壊している。被災から5か月目ということで復旧が進んでおり、ここに立っていると解体とか地ならしの作業をしている建設重機の音がよく聞こえてくる・・・、復興への序曲と考えれば、そのけたたましい音も力強く感じられる。

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 グランドには避難者のための仮設住宅あり、学校への通学路の一部に避難階段がある。

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 同中学校で標高30m以上ある。(先に見えているのが仮設住宅である)

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 手前の薄い緑部分と奥の濃い緑部分の境目に階段がある。(白い手すりが見える)


 仮設住宅の先の高台など、3か所の高台に2000戸の住宅が移転するための宅地開発を行う方向で復興が進められているとのことである。

 帰路も、被災現場をみる。

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 志津川病院

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 警察署の壁も津波の威力で破られている。


 午後からの現地視察は南三陸町だけだったが、佐藤 仁町長の貴重な体験談や復興に向けたリーダーとしての意気込みには感心させられた。がんばれ東北!である。


 視察バスは、2時間以上かけ仙台市に戻った。南三陸町では視察時間を延長したこともあり、仙台について時には夜空となっていた。この日は、参加者全員が夕食をとりながら情報交換会となった。

 これで、現地視察はスケジュール通り終えた。3日目は宮城県庁で参加者等による「東日本大震災における支援物資に関する報告会」と題し、西本理事長の報告や谷口博昭氏の所感、そして、国土交通省東北地方整備局の徳山日出男局長による「東日本大震災」の対応について報告されることとなっている。



 南三陸町など津波の映像は、ここから・・・



Photo:Panasonic DMC-LX3


初版 三鬼和昭の“日々是好日” は、ここから・・・


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  by mikikazu0802 | 2011-08-27 20:53 | ミキカズの活動日記 | Trackback | Comments(0)

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