第43号「工事請負変更契約(尾鷲小学校・尾鷲幼稚園耐震整備事業)について」が否決される。

 昨日の台風15号で中止となった予算決算常任委員会(真井紀夫委員長)の審査が再開され、今日からは平成22年度の各会計決算の審査に入りました。

 そして、午後4時から生活文教常任委員会(委員長:濱中佳芳子、副委員長:内山鉄芳、委員:端無徹也・田中 勲・南 靖久・三鬼和昭・大川真清・真井紀夫 ※敬称略)が開催され、第43号 工事請負変更契約について(尾鷲小学校・尾鷲幼稚園耐震整備事業に伴う改築及び補強工事)が再審査されました。

 議案第43号 工事請負変更契約について(尾鷲小学校・尾鷲幼稚園耐震整備事業に伴う改築及び補強工事)は、設計図書と数量調書のチェックミスや入札時の判断ミス(設計図面を主に入札しなくてはならないところを齟齬のある場合は数量調書を優先するなどという本末転倒の入札を行うという、建築工事においては前代未聞ともいえる大チョンボ)となった工事分(数量調書に数量の記載もれや数量不足)16,798,340円と新たな追加工事分24,612,186円、それに準じた諸経費や消費税など合わせた46,058,250円を、当初の工事請負契約金に加えた工事請負契約に変更しようとするもので、前回の同常任委員会で再度、設計管理会社(シーラカンス&アソシエイツ)を参考人として委員会に出席していただき、聞き取りをすることが確認されていた。

 この席で、設計管理会社(シーラカンス&アソシエイツ)は、今回の件を重く見て、前回の管理方針の変更と合わせて、学校完成後には木の利用を生かしたワークショップ(学習会)の開催とか、学級菜園作りなどを無償で協力&支援することを表明した。

 同時に、今回の問題点などを各委員が設計業者との質疑応答の形で解明することになった。

 しかし、設計ミス等について設計会社は申し訳ないと述べるが、成果物の受け取り時の市のチェックミスや特に、入札については市の責任行為であることから、岩田市長は設計会社に対しカシ責任等は問わないことを議会の場に於いて明言している。むしろ、市の業務の不手際がクローズアップするばかりとなった。

 

 このあと、畑中教育長など執行機関の出席を求め、確認の質疑応答が行われ採決となったが、結果は内山鉄芳委員と小生の2人が賛成という、2:5の賛成少数で、議案第43号については、委員会は否決すべきものと本会議で報告されることとなった。
 委員会の報告が否決であっても、本会議では改めて賛成とする方の起立(or挙手)を求めることとなる。

 小生が賛成とした理由は、確かに成果物に対するチェックミス、直前になっての図面図書に齟齬がある場合に、設計図面より、その補足資料といってもいいような数量調書を優先する入札方式に変更したこと。そして追加工事など議会への何の報告もなく工事に着手し、その工事をほとんどしてしまっているなど、まったく行政機関としての業務手順及び意識の欠如に対する指摘とその責任については、この問題を取り上げた時から言っているわけであるが、工事そのものは尾鷲市が請負業者に発注し着工(ほぼ完工)させていることから、請負業者が尾鷲市に工事代金の請求を行って当然の権利となってしまっているわけで、個人責任の有無はさて置いても、尾鷲市として工事代金の債務を担うことになることを判断せざるを得なかったのである。

 但し、岩田市長はじめ執行部のこの行為は、安易に理解を示せるものでないことは生活文教常任委員会等で、一貫して指摘発言しているとおりで、執行権があるにしても議決を要する事案を遂行してしまうことは、議会軽視するということで、このことについては理解し難く、議会側の立場として寛容になれないのは当然のことである。

 市の業務の不手際について、委員会での畑中教育長も他人事ととられても仕方のないような対応が気になる。


 議案に対する採決の結果から考えられることは、契約金額の変更部分というより、安易な入札事項の変更や、二元代表制の中で議決事項を軽視したような執行権発動のような形で、新たな増額部分の追加工事をすでに着手していることに対する責任問題が、市長や副市長、教育長の給与の減額では生活文教常任委員会ではだめだということのようである。
 
 議案第43号「工事請負変更契約について(尾鷲小学校・尾鷲幼稚園耐震整備事業に伴う改築及び補強工事)」に関連して、市長が3か月、副市長が1か月、教育長が2か月、それぞれ給与より10%減給する議案第45号「市長の給与等に関する条例の特例を定める条例の一部改正について」が遅ればせながら急きょ追加上程された。過日、議案の負託を受けた総務産業常任委員会で「賛成すべきもの」と全会一致で採択されているが、議案第43号「工事請負変更契約について(尾鷲小学校・尾鷲幼稚園耐震整備事業に伴う改築及び補強工事)」を否決ということは、当然、この議案も認められないということになろう・・・
 
 特に、議決機関である議会への報告について、7月中にできたことを第3回定例会直前に示すなど、執行機関の軽率な判断ミスの結果が重くのしかかってきているようである。

 「今回の契約金額変更のみでも、十分に臨時会を開催するに値する議案である!」と生活文教常任委員会で発言しておいた。


 会議日程で予定されている本会議での議決は、28日(水)となっている・・・、議会中継の最終日で、当然、ケーブルテレビ(Z-TV)でライブ中継&録画中継される。
 市民のみなさんに分かり易い、そして開かれた議会を目指すならば、一日も早く委員会中継を行うべきだと、つくづく感じた。緊迫した議論や質疑応答の噛み合いなど、「どこが問題なのかとか、やり取りの緊迫感とか・・・」それぞれの議員の発言状況とか、その内容を明瞭にご理解をしていただけると考える。



※市が、数量調書見落とし分と追加工事分を請負業者に発注し、その工事がおおむね完了しており、今後、その工事の出来高についても、当然発注者である尾鷲市へ請求されることが間違いなく行われるであろう。
 本会議場での採決如何では、「この債務の扱いについて」大きな責任問題に発展する可能性もある。



初版 三鬼和昭の“日々是好日” は、ここから・・・


ご訪問いただき、ありがとうございます。040.gif
  記事を読んでいただき感謝です。 これからの励みに・・・ポチッと!


『日本ブログ村』人気ランキングに参加しています。
  全国市区町村議会議員BLOGの人気ランキングは、ここから・・・
063.gif
  三重県(尾鷲)情報BLOGの人気ランキングは、ここから・・・056.gif

地域のための議員BLOG集約サイト『まちの種』は、ここから・・・058.gif
[PR]

  by mikikazu0802 | 2011-09-22 20:35 | ミキカズの活動日記

<< 第3回定例会の会期が延期されます。 国道42号尾鷲~熊野は通行が可... >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE