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平成24年第1回定例会が閉会する。

 2月28日に開会した平成24年第1回定例会が閉会しました。

 午前10時より本会議場におきそれぞれ付託された各常任委員長が審査の経過と結果について報告しましたが、議長を除く全議員で構成する予算決算常任員会で審査した議案第14号「平成24年度尾鷲市一般会計予算の議決について」では、内山鉄芳議員と真井紀夫議員がより、予算の一部である歳入では基金繰入金4,935千円を減額、歳出では総務管理費4,935千円(尾鷲市「道の駅」基本計画策定委託料)を減額し、予算合計を歳入・歳出とも「9,592,000千円」から「9,587,065千円」に改める修正案が提出(動議)されました。

 上記のように、全議員で採決をとっていることから、セオリー的には行わない・・・と考えていましたが、まぁ、議員の権利ですからこの提出には何とも言いようがありません・・・

採決された議案

 第 1号 尾鷲市事務分掌条例の一部改正について
 第 2号 尾鷲市役所出張所設置条例の一部改正について
 第 3号 尾鷲市立公民館条例の一部改正について
 第 4号 尾鷲市地区コミュニティー・センターの設置及び管理の関する条例
       の全部改正について
 第 5号 尾鷲市印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正について
 第 6号 教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部改正について
 第 7号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部改正
       について
 第 8号 尾鷲市市税条例の一部改正について
 第 9号 尾鷲市手数料徴収条例の一部改正について
 第10号 尾鷲市図書館条例の一部改正について
 第11号 尾鷲市福祉医療費の助成に関する条例の一部改正について
 第12号 尾鷲市営住宅条例の一部改正について
 第13号 平成24年度尾鷲市一般会計予算の議決について
 第14号 平成24年度尾鷲市国民健康保険事業特別会計予算の議決
       について
 第15号 平成24年度尾鷲市後期高齢者医療事業特別会計予算の議決
       について
 第16号 平成24年度尾鷲市公共下水道事業特別会計予算の議決について
 第17号 平成24年度尾鷲市病院事業会計予算の議決について
 第18号 平成24年度尾鷲市水道事業会計予算の議決について
 第19号 平成23年度尾鷲市一般会計補正予算(第5号)の議決について
 第20号 平成23年度尾鷲市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
       の議決について
 第21号 平成23年度尾鷲市後期高齢者医療事業特別会計補正予算
       (第3号)の議決について
 第22号 平成23年度尾鷲市病院事業会計補正予算(第4号)の議決
       について
 第23号 平成23年度尾鷲市水道事業会計補正予算(第2号)の議決
       について
 第24号 尾鷲市コミュニティバスの指定管理者の指定について
 第25号 尾鷲市福祉保健センターの指定管理者の指定について
 第26号 尾鷲市立養護老人ホーム聖光園の指定管理者の指定について
 第27号 尾鷲市高齢者サービスセンターの指定管理者の指定について
 第28号 尾鷲市道路線の認定について
 第29号 尾鷲市道路線の廃止について
 第30号 三重紀北消防組合の規約変更に関する協議について
 第31号 三重県自治会館組合の共同処理する事務の変更及び
       三重県自治会館組合規約の変更に関する協議について
 第32号 第三セクター等改革推進債の起債に係る許可の申請について

 上記議案のうち、委員報告による第32号について、「金利5%以内であるとか、市財政都合により繰り上げ償還することができる」等について、総務産業常任委員会における執行部担当課の説明や委員による質疑応答について、委員会傍聴をしていなかったことから、委員長に対する初歩的な質疑を行うも回答を得られるような応答ではなかった・・・
 委員会での審査の内容を述べてくれればよかっただけなのだが・・・


 この後、討論が行われ、議案第14号に対し後期高齢者医療関連予算に反対することから北村道生議員、道の駅関連予算に反対することから、端無徹也議員(議案第4号も併せて)と真井紀夫議員が討論を行った。また、道の駅関連予算に賛成の立場から田中 勲議員と濱中佳芳子議員が討論を行い採決となった。

 議案第14号に対する修正案については、内山鉄芳議員、真井紀夫議員、北村道生議員、端無徹也議員、三林輝匡議員、神保美也議員の6人が賛成するも否決となり、その結果、議案第14号の採決は賛成8人、反対6人で可決された。
 議長を除く全議員で審査を行った予算決算常任委員会では賛成の立場だった三林輝匡議員が、本会議では反対の立場となった。この反対の場合など、最近増えてきた採否表明の仕方のようです。
 

 議案第4号についての反対議員は、端無徹也議員、神保美也議員、真井紀夫議員の3人、議案第8号については端無徹也議員、議案第14号、第15号については北村道生議員が反対の立場を取った。

 なお、議案第4号のコミュティセンター化については、その他にも今回の改正とセットになっている関連議案があることから、それらの議案についても反対なのかと思われたが・・・

 結果として、全議案とも可決された。

 
 平成24年度の予算が成立し、コミュニティセンター化への条例改正等、いよいよ4月から新体制のスタートとなる。

 
 最後は、請願第32号「公的年金制度の改悪に反対する意見書を求める請願」について、委員会により継続審査となったことが申し入れられ、異議なく認められた。


 この模様は、3月21日(水)午前10時から第1回定例会本会議最終日の様子として生放送されたのだが、同じ内容が3月23日(金)に再放送されます。放送時間は午前7時から午後11時までの間で、繰り返し放送されます。

 放送はすべてケーブルテレビ(ZTV)で、アナログ放送の5チャンネルです。





 長い間、議会事務局で勤務していただいた山本和夫局長も、小生より1学年下であることから定年となる。いろいろとお世話になったことから、この場からお礼を申したいと思う。
 その他にも4人の職員が退職される。「長い間、ご苦労さんでした。お疲れさん・・・」と言うことだが、第二の人生・・・、もっともっと楽しんでもらいたいものである。


 今月中は、他にも人事異動があり、実質的には、岩田市政における今任期中での市政推進を行う最後の人事ともいえることから、その結果の出し方が大いに注目されているのである。

 組織のトップになるということは、財政と人事、いわゆる施策に対する予算のあり方とその施策を推進する組織(人事異動)をどうするかということが評価されてこそ、裁量を発揮するということであろう。
 官も民も同じことであり、特に人事に長けていなければ優れた首長にはならないといっても過言ではない。
 仕事ができる体制を作らなくては・・・、自分だけでは何もできないということである。



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  by mikikazu0802 | 2012-03-21 21:24 | ミキカズの活動日記

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