海軍熊野灘部隊戦没者慰霊祭が行われる。
熊野灘部隊は、終戦直後の昭和20年7月28日に連合国軍艦載機の空襲により、対空激戦死闘の末甚大な被害を蒙り、指揮艦「駒橋」を含む主要艦艇が茶着底し、この戦闘で147名が戦死の被害を受けた。
これらの戦没者は市街地への攻撃を避けるために、矢所の山中で荼毘がおこなわれ、その慰霊碑が市内白石墓地に建立されており、心ある市民により手厚く供養がなされている。
今回、公益社団法人隊友会三重県隊友会松阪支部と公益財団法人水交会関西支部三重県分室の共催により慰霊祭が執り行われる。
国歌「君が代」が流れる中、海軍旗が掲げられ、式典は・・・
来賓で見えていた岩田市長が献酒を・・・
全員が哀悼の誠をささげ、参列者を代表して岩田尾鷲市長と三重県隊友会会長が挨拶を述べた・・・
指揮艦「駒橋」の艦首紋「菊の御紋章」を保存する市内にある護国山金剛寺の住職の読経のなか、参列者が焼香を行った・・・
小生も高村泰徳議員とともに、祖国をお守りいただき犠牲となった英霊に敬意を表し参列させていただいた。他にも、南 靖久議員と端無徹也議員が参列していた。
このあと、慰霊歌「♪ 海ゆかば」が斉唱され、英霊に対し敬礼が行われ慰霊祭は滞りなく終えた・・・
慰霊祭終了後、地蔵尊がある矢所へ・・・
自分たちが、のほほんと幸せな生活を送れる実感を噛みしめる一日でもあった。
追伸・・・
空手道を通じ高野山の僧侶とも懇意にしている高村泰徳議員は、その僧侶の教えもあり事前に地蔵尊をお参りしているとのことだったが、海軍熊野灘部隊のみなさんは日本を、そして尾鷲を守ろうとして戦死された英霊でもあり、その御霊が安らかなこと、そして感謝を込めて参らせていただいた。合わせて、これからの尾鷲をお見守りくださるようにと・・・
そんな一日であった。
Photo:SONY DSC-TX300V
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by mikikazu0802 | 2012-07-28 20:03 | ミキカズの四方山話