総務産業常任委員会/管外視察報告 NO.4

 総務産業常任委員会/管外視察報告 NO.4~は、引き続き石川県氷見市です。


氷見市
  人口規模 50,085人(平成26年10月1日現在)

  実施年月日 平成26年10月2日(木)
  視 察 先 氷見市役所(富山県氷見市)
          ※現地視察(氷見漁港場外市場「ひみ番屋街」)
  視察事項 ①新市庁舎(庁舎移転)について
         ②氷見漁港場外市場「ひみ番屋街」について

②氷見漁港場外市場「ひみ番屋街」について

 氷見市は、氷見の寒ブリを始めとする富山湾の海の幸や、氷見うどん、氷見牛など、地元の食ブランドを始めとする、豊かな食と食文化を有しています。それら地元の“食”を産業のみならず、まちづくり、人づくりの柱と考え、「きときと氷見食のまちづくり条例」の制定など、様々な施策を進めています。
 そんな氷見市にあって、食の拠点とも言える「ひみ番屋街」について、庁舎整備の説明を受けた後、お話を伺いました。

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 現地については、前日、加賀市からの行程途中に訪れ、施設内見学の時間を設けました。平成24年にオープンしたこの施設は道の駅でもあり、とても広く、綺麗で、漁師の作業小屋である「番屋」をイメージしているとのことで、趣のある外観、店内になっていました。
 富山湾や立山連峰を一望出来る、絶好のビューポイントに立地しており、近くには定置網などを見学できる遊覧船乗り場が、施設内には32店舗もの鮮魚、干物店、飲食店や物販施設、観光情報センターなどが入っており、温泉、足湯も併設されていました。

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 平日の午後2時すぎにも関わらず、多くの人で賑わっており。観光バスや車も多くあり、観光客などの外来者も多くいるようでしたが、市内を走る巡回バスが止まることもあり、地元の方も多く訪れているようでした。施設は東の番屋、西の番屋、南の番屋、北の番屋とそれぞれ用途、内容により分かれており、新鮮な魚介類や、製造直売店、お土産、フードコートなどが充実し、全て回るのには少し時間を要しましたが、配置や見せる工夫からか、楽しく、興味深くまわることが出来ました。また、広場などもあり、地元の高校生が制作した椅子なども設置され、小さい子を連れた家族連れが遊んでいる姿も見かけました。まさに氷見市の賑わいを創出する、人が集う拠点施設でした。

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 さて、この「ひみ番屋街」の施設基本構想の作成にあたっては、市の発展のためにみんなで合意して進めていく必要があること、市全体の活性化を見据え、経済情勢をはじめとした様々な状況に対し、柔軟に対応・調整する必要があることから、企画会社を設立し、企画会社を中心に利活用事業の議論を深めていくことになりました。ここで、まちづくり企画会社「合同会社まちづくり氷見」が設立されます。会社は、能越ケーブルネット、商工会議所、農協、漁協、観光協会、市の6者で構成されており、様々な市内の団体や個人の活動をオール氷見として、一つのベクトルとして集約を図り、地域の持っているものを最大限に活用したまちづくりを目指すことを目的とし、現在も活動しているそうです。この「合同会社まちづくり氷見」が施設整備の基本構想を策定しました。そこで、拠点施設の開発、運営に関しては、民間企業に任せるのではなく、市や公共的な団体などが出資する「第三セクター方式」の株式会社を事業者とすべき、との答申が市長に出され、市と合同会社まちづくり氷見が発起人となり、「氷見まちづくり株式会社」が設立されます。出資は市や商工会議所、農協、漁協、市内主要団体・企業で、まさにオール氷見で設立されていました。

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 この「氷見まちづくり株式会社」が「ひみ番屋街」の建設、運営を行っていきます。第三セクターと聞くと経営悪化など、あまりよくないイメージを思い浮かべてしまうこともありますが、こちらでは現在のところ成功例と言っていいでしょう。その背景には、氷見のよさをもっと生かしたいという事はもとより、能越自動車道の開通で氷見が通過地域になってしまう懸念、北陸新幹線開業を間近に控えた対策に地域が一丸となって取り組んだ結果だったということがあったと考えらえます。また、道の駅ともされていたので、その辺りの整備の経緯も尋ねますと、独自に「ひみ番屋街」としての施設を整備し、その後、道の駅としての認定を受けたとのことでした。作ったものに、後から道の駅としてのネームバリューを加えると言う発想はありませんでしたので、そういう手法もあるのかと感心させられました。

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 氷見市でも、多くの地域と同じように、大型ショッピング施設などの進出により、これまでの商店街等の市中心部がさびれて行く現状が見られました。そんな中、「ひみ番屋街」は外部からの観光客を集める集客施設としてではなく、市内を走る巡回バスが利用され、地元の人が集まる、まちのにぎわいの拠点としての機能も備え、活用されていました。

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 氷見市としては今後、氷見まちづくり株式会社と協力し、「ひみ番屋街」と中心市街地や市内の各村々とのネットワークを構築し、番屋街を訪れた人たちが市内の名所、観光地へと回遊できる仕組みをつくりあげ、「氷見の元気づくり」を推進したいということでした。尾鷲市でも、街中への集客施設施策や道の駅施策が議論されており、そのあり方に対する考え方など、参考になるものを得た視察となりました。

 

Photo:SONY DSC-TX300V
Photo:docomo iPhone 5s

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  by mikikazu0802 | 2014-11-30 23:11 | ミキカズの活動日記

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