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議会報告会が終わりました。

 議員として今任期最後となる議会報告会が終わりました。

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 平成29年第1回尾鷲市議会定例会の結果等を資料として、尾鷲市議会基本条例で定められている議会報告会は4月11日からA班、B班によりそれぞれ6会場で開催し、最終日は市中央公民館3階講堂にて39人の参加をいただき開催されました~

 資料説明を担当したことから、一般会計予算の歳入歳出や病院事業会計予算の収支については、これまでの会場での説明よりも額を明示しその増減や内容的なことを予め説明し質疑応答の段階での時間を配慮するも、「病院存続の重要性、24時間/365日診療やリニアックの必要性については、そのことを否定する議員はいない」訳なので、議長が代表して述べれば議会の重みとして表すことができたのではと・・・、一人一人がそれを言っても異口同音か、収支とか運営方針を自分がこんなところで言ったと各論になってしまうのみだと感じた・・・
 それに、既に地元新聞がこれまでの各会場での質疑応答について、委員の声を丁重に取り上げてくれている・・・

 病院経営については、尾鷲市一般会計予算と絡めて議論しなくては「打出の小槌」など無いわけであるから、新市長の施策の優先順位により決まるのである。有利な補助金が無い以上、自費でやるしか無い!のであり、こう言った施策を優先させればどの住民サービスにプラス・マイナスの影響がでるのかのか総合的な財政診断をして、市民にも明快にした上で結論をだすべきであろう!


 また、これまで学校の耐震化とともに保育園の場所の移転と整備についても問われ、全保育園の定員数との整合性や地方創生のなかでの子育て支援の重要性を述べ理解をしていただくべく発言をしたが、南 靖久議員と共に計画時に保育園の統合、或いは将来の構想等についても計画や意見があったことを説明した。
 小生は、今も第4保育園のところに、放課後学童保育の拠点にすべき!との考えを持っている。


 この他にも、国民健康保険についてや環境問題についての問い、尾鷲中学校の給食実施やコミニュティバス料金の値下げ要望、学校及び保育園の再編について、夢古道おわせに整備された厨房について等、これに広域での新ゴミ処理施設整備について、市民に対する周知のあり方を問われるも、環境問題については三重県の許認可に関することもある。

 また、一部執行部担当課に問い合わせていただければ簡単にすむことであったりで、議会の対応について指摘されても・・・とは言え、ここでも執行部の情報開示、取り分けホームページの活用の仕方に問題があることには共通認識であり何人かの議員は既にそのあり方を指摘されていることである。
といったところであろうか、議会運営なのか執行部への指摘なのか、それとも議員の取り組み方なのか、資質についてなのか、とにかく苦言提言をもいただいた次第である!


 全体での反省点は、開催日と時間をよく打ち合わせることであった。また、今夜の開催については、各方面への呼びかけが功を奏し40人からの参加者を得たが、全員参加の場合の質疑応答のあり方は試行錯誤の余地(反省点)ありと言わざるを得なかった・・・

議員は、議会報告会で個人的な意見を述べたり、アピールなどせずに粛々と質問に対し答弁をするべきだし、議員個々の取り組みとか意見は4年間にわたる在任期間中に質疑や一般質問、或いは、その他諸々の議会活動を務める中で取り組むべきである!

議員の仕事期間と務めは4年間を通して行なうことが責務なのである。

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 議員全員での報告会では5~6人の議員で約90分行なわれていたものが13人の議員となることから、質問に関し答弁はできうる限り私見を避け議会全体のコンセンサスを得た説明が肝要である!そんなことから説明の段階で、これまでの会場よりも一般会計及び病院事業会計については前年度比に対する額と増減を加え、起債(借入金)や公債費(返済金)それに基金、及び病院への操出金の詳細を含め細かく行なった。
 これらは報告会への参加者には専門的なことがあるので直ぐには判断できにくいことでもあるが、要は本市の2つの会計において歳入・収入と歳出・支出に見る経常収支比率の指標が高く、財政の硬直化が様々な施策の展開に難があることになっていることが根本にあり、だからこそ「財政健全化計画を作成すべし!」と言うことの意味である。何故ならば、「財政健全化計画」には、財政が逼迫したなかでも施策の優先順位とその時期と言った指針を描かなくてはならないからである!

 今回の報告会で病院についての問いに対し冒頭に答えた議員が、「24時間/365日診療を行なっている病院存続の必要性とリニアック整備について、議会側、全議員に反対など一切無い」と議会を代表するコメントをされた時点で、小生他数人の議員は私見など述べる必要性を感じなかった。私ごとで述べれば「後の生命を信頼する医師に委ね手術した小生は、尾鷲総合病院の存在及びリニアック装置の整備についてはどの議員よりも身を持って、そのひつようせいを実感している」ことから、新市長には尾鷲市の財政全体の指針を示し、市民によく理解されることを前提に議会と議論し速やかに対応していただくことを願うのである~~



Photo:docomo iPhone 6s

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  by mikikazu0802 | 2017-04-25 23:07 | ミキカズの活動日記

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